オルソケラトロジー治療(ハードコンタクト就寝時装用)
近視進行抑制(小児に対して治療を行った場合)
オルソケラトロジーとは、寝ている間に特殊な形状をしたハードコンタクトレンズを装用することで角膜の形状を平坦化して、近視や乱視を矯正する方法です。朝起きてレンズを外した後も一定時間角膜の形が保持され、昼間コンタクトレンズやメガネを装用せずに裸眼で生活することが可能です。
※ オルソケラトロジー治療開始直後には、矯正効果は弱く短時間しか良好な裸眼視力は持続しませんが、毎日装用を続けることで、1〜2ヵ月後には良好な裸眼視力が得られます。 |
|
オルソケラトロジーの特徴
- 就寝時に特殊なハードコンタクトレンズを装用する治療方法です。
- 近視進行抑制効果だけではなく近視矯正効果もあるため、日中に眼鏡やコンタクレンズなしで生活できるメリットがあります。
- 手術ではないのでしばらく使用を中止すれば元の状態に戻すことができます。
- 近視の進行を平均30%抑制することができると報告されています。
(近視の進行を完全に止めたり、今ある近視を治す効果はありません)
(治療効果には個人差があります)
近視抑制のしくみ
網膜よりも遠くでピントが合うと近視が進むといわれています。
近視の目に対して「オルソケラトロジー」で矯正を行うと
オルソケラトロジーでは周辺部の光も中心を通る光も網膜上でピントが合うために近視の進行が抑制されると報告されています。
|
|
費用
初年度 |
両眼 167,000円(両眼レンズ代/検査/診察 初回・2日目・1週間目・1カ月目・以降3カ月ごと)
片眼 134,000円(片眼レンズ代/検査/診察 初回・2日目・1週間目・1カ月目・以降3カ月ごと) |
2年目以降 |
1年間 33,000円(検査/診察 年4回) |
|
※ケア用品代は別途料金がかかります